#3
「雨に洗われた者たちの本来の色は明るく
君は黒雲なしに僕を濡らし
一皮溶け落ちる魂の垢
雨量計の目盛りは不自由な夢を示し
零、何一つ約束しない雲によって
形式であり内容である零、僕の零、僕の
零下」
ちょっと前に好きだった人が書いた詩の一部。
君が死んだらもう苦しすぎて生きていけなくなるよって言ってくれたことだけ覚えてる。
それだけの人だった。
*
きっとちゃんと生きているはずなのに生きたいと思ってしまう時、自分が世界一番不幸なものになってしまったような悲惨な感覚が頭を生け捕る。
*
悲しい、泣きたいって言ってる友達に
泣き出す前の顔は多分人間が浮かべる顔の中で一番醜い顔。
そんなの見たくないから泣かないで、
って言いながら慰めてあげた。
あの子、お前ただのクズじゃんって言って笑った。
それでよし。
*
誰かと話がしたい。
毎日暇すぎる。
そして相変わらず寂しい。
+
後ろ姿はいつも苦しい思い出しか作ってくれない
#2
換気、寒気。
一日中何万回も変わり続ける感情たちにどんな名前を付けてくれれば良いのか全く分からない。
昨夜、どうやら雪が降ってたようだ。外に出たらまだ暗い夜明けなのに並木が白く光ってて失明しそうだった。
また、昨夜。怖い夢を何個も見た。お化けとか、そんな虚構的な存在からの恐怖じゃなくて個人的な不安が夢という形で直接私を締めてきた感じ。思い出してみたらそんなに怖い夢でもなかったのに、なぜだか眠るのが怖くなってまんじりともしなかった。
情けない。
ずっと私の中で何かが死んでるような感覚がして耐えられない。
自分で守ってきた沈黙が凍えてる。
そして本当に一人になってる。
周りの人たちが気持ち悪い、こうやって他人を勝手に憎む自分も気持ち悪い。
死にたい。今何やってんだろう。
誰も聞いてくれないこんなくだらなくて重い話を思いっきり吐き出したいのにできないからここに捨てる。読んでる人無いと思うけど、もしいたらごめんなさい。
この不安をどうやって言葉にすればいいのかわからない
映画でもみようか、でも映画みたら絶対死にたくなるだろう。
去年のちょうどこの頃に自殺しようとしてた。
未遂で終わったけどね、
マイケルファスベンダー主演の『フランク』という映画を見たら結構重い自殺衝動が来て次の日道路に飛び込んでた。理由は今でもよくわからないけど、映画を見たら死にたくなるジンクスがあるようだ。
映画や文学みたいに架空のストーリーを基盤とする芸術作品には作家の意図とは関係無くその作品と現実の隙間からの虚無感が必ずある。それを感じるか感じないかは個人差だが、私はそれを受け入れるのが作品の意図を把握することより早い。
だから映画とかみたら余計に死にたくなるのかもなしれない。
ていうかなんでこんな話してんだろう。
疲れた
今日の記録はこれで終わり。
+
結構いい感じに撮れたでしょ?
実は去年撮った写真です。
明日には目覚めたくないな
これからもずっと
おやすみ
#1
旅行中、みんな寝てる真っ暗なホテルで一人酔っぱらったままフラフラベランダに行って遠くにある海を静かに眺めてた。真夜中の匂いと酷い虚しさに包まれて、情けない程泣いた。
昔にはもっと頑張って生きてたのにね、
最近怠け癖がひどくついてる気がする。
もうすぐ受験生だし、もっと頑張らなきゃならないのに
なんでもいちいち疲れちゃう。
こんなくだらない記録をするのも疲れる。
死にたいのかもしれないね。うん、死にたい。
とはいつも思ってるけど死まで至る過程がめんどくさすぎる。
打ち上げられた花火みたいにパッと消えたい。誰かに殺されたい。
*
私は生まれる前から今までずっと他人と自分に捨てられてきた。
ただのゴミ。リサイクルも出来ない。
他人とコミュニケーションをすること自体に慣れてないから苦しいしそうやって他人を信用するのも怖い。
なのにこんな他人に関するストレスが溜まれば溜まるほど寂しくなって、自ら「他人」という存在を欲しがってしまう。
生きてる人たちの言葉、彼らの体温が恋しい。
何かの欠乏?ただの精神病?
分からない。
人たちはみんな「愛」を愛してる。私はその変な矛盾に近づけない。
平凡に愛せないし愛されない。
「寂しがりや」みたいな軽い言葉で自分を定義するのは出来ない。
やっぱりどうしようもない精神病者なのかな、
こんなどうでもいいゴミみたいな悩みをしてる今の自分の姿が吐きそうなくらいに気持ち悪い。
*
これ書き終わったらいつものように、
私のことを愛してる、いや、もう捨てたのかもしれない人たち、そしてわたしが勝手に愛している人たちの名前をノートに何度も繰り返して書いてしまうんだろうね。
この人たちと、偶然でもいいから、会いたいって言いながら、
今はそんな気分でいる。
ただそれだけの話。
*
もうすぐ東京へ行く。
一人で。
家族にはちょっと休みたいから行ってくるって言っといたんだけど実はそうじゃない。
寂しいから行くだけ。
知らない街で一人残されたまま、ものすごく酷い孤独を感じながら誰かと出会いたい。
旅行先らしいな、新しくてセンチメンタルな出会いをしたい。
昨日は上野にあるカプセルホテルを予約しといた。
もっと上手く日本語で話せるように頑張ろう。
+
いつもの朝
どんどん寒くなってるよ。
記録
今までずっと一人だった気がする。
気のせいでも事実でも一人になるのはいつも怖い。
でも今の不幸な気分が嫌いなわけではない。
憂鬱な自分が好き。ずっと重ねてきた寂しさが辛すぎるから愛おしい。
だから生きてる限りこんな感情をいっぱい刻んでおきたい。
忘れないように大切にしたい。
なのでブログ開設しました。
日記になるかポエムになるかはわからないけどね、
少しづつ書いていきたい。日本語の勉強にもなるし。
読んでくれる人居ないかもしれないけど、よろしく