#4
二日酔いみたいな日々が続いている。
なんの兆しも無く自分の中で何かが淡々と沈んでてきっとこのままだとどっかの海で自殺しそうだなって思った。だから最近どうですかとか聞かれてもただただ重くて痛いって答えるしかない。こんな感情も日常も結局は全部私の生き方が原因で罪は私にあるだろうけどなんかずっと他人のせいにしたくなる。一人で酷く苦しんでいても許してもらえる理由ができてほしい。今みたいに曖昧な憂鬱につかまれてそのまま曖昧な存在になってくのが怖い。だけど危険な時に危ない!って言ってくれる人はもう二度と私の側に来ないはずだし、死のうとしてた私を止めながらわざと自分の汚い手首を見せてくれたあの人ももういない。
手術入る前、もうすぐ終わるから我慢してね、って言われたのに待っても待ってもずっと暗闇の中だったのを思い出してしまう。
いつかは私も死ねるのに、
死ぬことさえできない怠け者になった感じ。
生きてる?
幼いころの友達から連絡が来て、思い出したくない記憶を前にしてしまった。生きてる、って返事をしようとしたけどやめた。実はよくわからないから。
泣きながら息づく人は生きたくて、生きるためにもがき苦しんでるように見える。だから泣きたくないし泣いてる人を見るのも嫌だ。
午前十時に起きてたのに気が付いたらもう午後六時半を過ぎてた時、何も見えない真っ暗な部屋で自分の顔だけがスマホの光に押っ被されてるのを向こうの壁にある鏡で確認する。いい恰好してるねっておもった。痛い痛い痛い痛いいたいイタイ。
信じることだけを奇跡って呼んで
信じないことは災難って呼ぶの、やめた方がいいよ。
もう最悪でしょ。
ごめん
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